# SearchWorkspaceTasks 同じワークスペース(スペース)内の**他タスク**の会話を横断検索する META ツール(全 piece で常時利用可能)。`SearchTaskConversation` が現在タスクの会話だけを検索するのに対し、こちらは「同じスペースの他タスクで前に何を頼まれたか/どう進めたか」を思い出すための対になるツール。**全文は返さない** — ヒットの一覧(抜粋)だけを返す。前後の全文が必要なら `around_ref` で辿る。 ## スコープ - 検索対象は**同じスペースの他タスクのみ**。タスクの状態(実行中/完了/中断など)は問わない - 呼び出し元がそのスペースの owner またはメンバーであることを前提に、DB クエリ自体がスペース境界で絞り込む。他スペースのタスクには物理的に到達できない - no-auth(サインインしていない owner に紐づかない)実行や subtask 実行では、このツール自体が利用できない文脈になる。その場合はエラーではなく「このコンテキストでは利用できません」という案内文を返す ## 索引される内容(検索でヒットするテキスト) 検索結果の抜粋は、コメント本文そのものではなく**索引用に正規化・墨消しされたテキスト**。索引されるのは次のみ: - ユーザーの依頼・割り込み(request / interjection) - エージェントの成果・確認(result / ask)、handoff - エージェントの思考(progress の thinking) - movement の要約(progress の summary) - ツール実行は**ツール名のみ**(例: `tool: WebFetch`)。引数の値やツールの実行結果は一切索引されない - 添付ファイルは**ファイル名のみ**を本文末尾に追記して索引する(中身は索引しない) 上記に当てはまらない種別(通常の comment、interjection_ack、未知の progress type など)は索引されない=検索にヒットしない。 ## パラメータ `query` と `around_ref` はどちらか一方のみ指定する(排他・両方またはどちらも未指定はエラー)。 | 名前 | 必須 | 説明 | |------|------|------| | `query` | ○(`around_ref` と排他) | 検索キーワード | | `around_ref` | ○(`query` と排他) | `"comment:"` 形式。指定した comment の前後を読む | | `context` | | 各ヒットに付す前後コメント件数(grep -C 相当)。既定 0、最大 5 | | `limit` | | 最大ヒット件数。既定 10、最大 30(`query` モードのみ) | | `kind` | | コメント種別で絞り込む(request/comment/interjection/result/ask/progress/handoff) | | `author` | | 発言者で絞り込む | | `task_id` | | 特定タスク ID に絞り込む | 出力の ref は `task:` / `comment:` の形式。 ## 検索マッチング 日本語も含めた部分一致検索を trigram tokenize の FTS5 インデックスで行う。**3 文字未満の語は trigram で MATCH できないため、そのような語が含まれるクエリは自動的に LIKE(部分一致)にフォールバックする**(挙動は同じだが遅い)。 **複数語はスペース区切りの暗黙 AND(Google 的)**。`ログイン 認証` と入力すると「ログイン」と「認証」を**両方含む**コメントにヒットする(語順・位置は問わない)。フレーズ一致ではないので、離れて出現していても両語があればヒットする。各語は内部で個別に引用してから AND で結合するため、`AND`/`OR`/`NEAR`/`*`/`"` などの記号が語に混ざっても FTS5 演算子としては解釈されない(=ユーザー側から任意の演算子検索や `OR` 検索を差し込むことはできない)。広く探したいときは 1 語で、絞りたいときは語を足す。 SQLite のビルドが FTS5 に対応していない環境では、検索機能自体が使えない旨のメッセージを返す(エラーにはしない)。 ## ドリルダウン(`around_ref`)と検索結果の違い **検索結果の抜粋は索引用に墨消しされた要約だが、`around_ref`(および `context` 指定時に付随する前後コメント)は対象コメントの生の本文をそのまま返す。** 同じスペースのメンバーはもともと製品 UI 上でその兄弟タスクの全文を読めるため、同じ信頼境界の中で全文を返すことは越権にならない。つまり「検索は軽量で墨消しされた概観、ドリルダウンは同じ信頼境界内でのフル情報」という設計。 ## 出力例 ```md ## Workspace Task Search Results (query: "認証", 2 hit(s)) - task:12 "ログイン画面の改修" / comment:88 user/request 2026-06-20T10:00:00Z …既存の認証フローは変更しないでください… - task:12 "ログイン画面の改修" / comment:95 agent/result 2026-06-20T11:30:00Z …認証まわりは touch せず、UI だけ差し替えました… 前後の文脈をさらに確認するには around_ref: "comment:" を指定してください。 ``` ```md ## Workspace Task Search — task:12 "ログイン画面の改修" (comment:88 前後 2 件) - comment:86 user/comment 2026-06-20T09:55:00Z 質問なんですが、既存の認証部分は今回のスコープに入りますか? - comment:88 user/request 2026-06-20T10:00:00Z ← 既存の認証フローは変更しないでください。UI 差し替えのみでお願いします。 - comment:90 agent/progress 2026-06-20T10:02:00Z 了解しました。認証ロジックには触れずに進めます。 ``` ## 使いどころ - 同じスペースの別タスクで、この件についてすでに依頼・決定が交わされていないか確認する - ユーザーに「前にどう言いましたっけ」と聞き直す前に、まず自分で探す - 過去タスクの成果物・進め方を参考にする(他タスクの ID や作業内容が分かれば `task_id` で絞り込める) ヒットで判明した恒久的な事実(制約・判断)は `MissionUpdate` の `user_constraints` / `decisions` に pin しておくと、以降の movement でも見失わない。 ## 関連ツール - `SearchTaskConversation` / `ReadTaskConversation` — 現在タスク自身の会話(コメント+transcript)を検索・閲覧する。他タスクへは到達できない。こちらは同じスペースの他タスクを横断検索する対