This commit is contained in:
@@ -12,6 +12,81 @@ MAESTRO に入った、ユーザーに関係する主な変更を新しい順に
|
||||
|
||||
> 機能に変更があるたび、このページを更新していきます。日付は変更が本番に入ったおおよその時期です。
|
||||
|
||||
## 2026-07-08 — 名前が食い違ったスキルを削除・編集できない問題を修正
|
||||
|
||||
スキルの表示名(SKILL.md の frontmatter `name:`)と保存フォルダ名が食い違っていると、一覧には表示されるのに削除・編集だけが「Skill not found」で失敗し続ける問題を修正しました。表示名から実体を探すようになったため、既存の食い違いスキルもそのまま削除・編集できます。あわせて、InstallSkill やスキル作成時に frontmatter の `name:` と指定名の一致を必須にして、新たな食い違いが生まれないようにしました。削除・保存に失敗したときのエラーはボタンのすぐ近くに表示されます。
|
||||
|
||||
## 2026-07-08 — タスクが開始直後に「200回超過」で突然中断される問題を修正
|
||||
|
||||
会話がコンテキスト上限のごく近くまで膨らんだとき、まれにエージェントが「同じリクエストの送信 → 送信前ブロック」を1回あたり十数ミリ秒で延々と繰り返し、実際には何も作業しないまま数分で「max iterations (200) 超過」として中断されることがありました。空回りはツールを使わないため会話タブには何も表示されず、タスクが始まった直後に突然打ち切られたように見えていました。原因はコンテキストサイズの見積もりが送信前チェックとガードで 128 トークンだけずれていたことで、見積もりを統一し、さらに「何も削れないのに再送する」経路自体を塞ぎました。今後この状況では空回りせず、コンテキスト超過として即座に次のステップへの強制遷移(または中断)になります。あわせて、これまで無制限だった Grep の結果出力にも Read や Bash と同じ自動切り詰めを入れ、巨大な検索結果が一撃で会話を埋める事故を防ぎます。
|
||||
|
||||
## 2026-07-08 — 会話画面を縦に広く、入力欄をカード型に刷新
|
||||
|
||||
会話画面の縦方向の使える範囲を広げました。ヘッダー部分の行数を減らすため、公開範囲の表示(ワークスペース内のチャットは常にメンバーに公開されるという前提)は撤去し、継続・共有・削除ボタンはタブ行の右端にまとめています。入力欄はカード型のコンポーザーに刷新し、書いた内容に応じて高さが自動で伸びます(1〜8 行程度)。コンテキストの残量ゲージはツールバー右下に常時表示し、使用率が 70% を超えるとパーセント表示も出るようになりました。
|
||||
|
||||
## 2026-07-08 — 会話検索が複数キーワードの AND 検索に対応
|
||||
|
||||
エージェントがタスク内の過去のやり取りを振り返る会話検索(`SearchTaskConversation`)で、スペース区切りの複数キーワードが AND 検索として働くようになりました。これまでは入力全体を 1 つの文字列として照合していたため、「予算 制約」のように単語を並べるとほぼ必ず 0 件になっていました。今後はすべての語を含む発言がヒットし、抜粋も最初にヒットした語の周辺を表示します。全角スペース区切りにも対応しています。ワークスペース横断検索(`SearchWorkspaceTasks`)も、複数キーワード時に抜粋が本文の先頭に落ちてしまう同種の問題を修正しました(ヒット判定はもともと AND です)。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — 委譲カードの展開部を「何をしたか」中心に再構成
|
||||
|
||||
概要タブの「委譲実行」セクションで、カードを開いたときの中身を整理しました。使用したツール(名前と回数のチップ)と変更したファイルの一覧が最終結果の下に並び、その委譲が何をしたのかがひと目で分かります。これまで主役だったイベントの生ログは「詳細イベント」という折りたたみに移し、ふだんは閉じています。最終結果プレビューの上限も 500 字から 2000 字に拡大しました。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — 会話タブのツール実行行に実行時刻を表示
|
||||
|
||||
会話タブでツール実行の履歴を見るときに、各ツール行の右側に実行時刻(時間:分:秒)が表示されるようになりました。これまでは実行に要した時間だけ表示されていましたが、「どのツールをいつ実行したか」を追える必要があったため、時刻を追加しました。ホバーすると日付を含む完全な日時が表示されます。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — X の長文記事(X Articles)の本文を XPostDetail で取得可能に
|
||||
|
||||
X(旧 Twitter)の長文記事(`x.com/ユーザー名/article/…` 形式で共有されるプレミアム機能の記事)を、エージェントが読めるようになりました。これまで記事ポストを XPostDetail で取得すると本文の代わりに短縮リンクが 1 本返るだけで、リンク先もログイン壁で読めず行き止まりでした。今回から、記事ポストの取得結果に `article` として記事タイトル・プレビュー文・本文(プレーンテキスト)・公開日時・カバー画像 URL が含まれます。本文は既定で 12,000 文字まで(超過分は切り詰めて明示)、`full_text: true` で全文を取得できます。記事 URL(`…/article/…`)をそのまま渡しても動きます。記事の中に埋め込まれた画像・動画(先頭 20 件まで)も通常の投稿メディアと同じ扱いで取得され、自動的にワークスペースへダウンロードされるので、エージェントがそのまま画像の中身を読めます。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — スキルのフォルダ登録(InstallSkill)のパス指定が寛容に
|
||||
|
||||
エージェントがスキルをフォルダごと登録する際、workspace のフルパス風の指定(例: `data/space/{id}/files/output/xxx`)を渡すと「存在しない」と拒否されていました。パス中に workspace の実配置が含まれていれば自動で workspace 相対に読み替えて解決するようにし、解決できない場合のエラーメッセージにも workspace 相対パスで指定し直す案内を追加しました。テンプレート一式を含むスキルフォルダの登録が一発で通りやすくなります。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — 更新されたスキルを ReadSkill が自動で読み直すように
|
||||
|
||||
スクリプト付きスキル(ディレクトリ型)を `ReadSkill` すると workspace の `skills/{名前}/` にファイル一式がコピーされますが、これまでは一度コピーされると、スキルが別のタスクで更新されても古いコピーを使い続けていました(永続ワークスペースで顕在化)。今回から、コピー時にスキル元の署名を記録し、元が変わっていれば次の `ReadSkill` でコピーを丸ごと最新版に置き換えます。元が変わっていなければ、workspace 内のコピー(ローカルの手直し含む)はそのまま維持されます。
|
||||
## 2026-07-07 — 委譲実行の細部改善(イベント上限・自動ソート・見出し)
|
||||
|
||||
概要タブの「委譲実行」セクション(委譲実行)のカード表示を整理しました。①カードを開いたときに表示されるイベント一覧は、デフォルトでは**最新 20 件のみ**を表示し、それ以上ある場合は一覧の上に「他 {{件数}} 件(トレースタブで全件表示)」と案内を出すようにしました。長時間の実行でも無駄にスクロールさせません。②delegate run の並び順が API 返却順に依存していたのを、開始時刻(startTs)で昇順にソートするようにしました(同時刻の場合は ID で安定化)。roots と children 両方がソート対象になります。③セクション見出しのジャーゴンを脱却し、ja は「委譲実行」、en は「Delegated runs」に統一しました(内部用語「delegate(直列)」から変更)。④カード開閉ボタンにアクセシビリティ属性(`aria-expanded`)を追加し、スクリーンリーダー対応を強化しました。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — delegate カードに LLM トークン数(プロンプト+返り値)を表示
|
||||
|
||||
概要タブの「delegate(直列)」セクションのカード右側に、そのエージェント実行が消費した LLM トークン数が追加表示されるようになりました。形式は「1.2k tok」のように 1 文字で表現され、ツール数・経過時間に並べて表示されます。トークン数がゼロの場合(古い記録やツール専用の実行)は表示されません。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — 親の delegate カードに子 run の件数と失敗状況をロールアップ表示
|
||||
|
||||
概要タブの「delegate(直列)」セクションで、ネストした delegate run の親カード(子が複数あるカード)を開かないでも、子どもの全体の状況が一目で分かるようになりました。親カードのステータスバッジの横に「子 {{件数}} 件」という小さいバッジが出て、その色で状態を表示します。子に失敗(中断)したものがあれば「子 {{件数}} 件・失敗 {{失敗数}}」と赤く表示され、親は完了していても問題が埋もれることがありません。実行中の子がある場合は青く「子 {{件数}} 件」と表示し、全部完了している場合はグレーで表示します。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — delegate カードの表示を整理(depth を廃止・ツール数表示の多言語化)
|
||||
|
||||
概要タブの「delegate(直列)」セクションのカード右側に出ていた「depth」という内部値の表示をやめました(インデント(左詰め)で入れ子の深さは既に伝わるため)。あわせて、英語表示の「tools」や「(no description)」など、UI 文言を多言語対応に切り替え、日本語では「ツール {{ 数 }} 回」「(説明なし)」と表示するようになりました。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — 実行中の delegate カードに現在実行中のツール名を表示
|
||||
|
||||
概要タブの「delegate(直列)」セクションで実行中のカードを開いたとき、イベント一覧の上に「{{ ツール名 }} 実行中」という表示が出るようになりました。エージェントが何を実行しているのかがカードを開いたら一目瞭然です。この情報は既に会話タブのライブコンソールに出ていましたが、概要タブの方でも同等の情報が得られるようになりました。
|
||||
|
||||
## 2026-07-07 — delegate カードに最終結果プレビューと中断理由を表示
|
||||
|
||||
概要タブの「delegate(直列)」セクションのカードを開いたとき、中身のイベント一覧だけでなく、その委譲が何を返したか(成功時の最終結果)や、なぜ止まったか(中断時の理由)が先頭に表示されるようになりました。500 文字までのプレビューで、結果が長い場合でもカード内をスクロールして見られます。
|
||||
|
||||
## 2026-07-06 — エージェントが Python パッケージを申請 → 承認でその場で使えるように
|
||||
|
||||
作業中にエージェントが「このライブラリが要る」と気づいたとき、チャットに承認カードが出るようになりました。パッケージ名と理由を確認して「許可」を押すと、そのライブラリがこのワークスペースに追加され、止まっていた処理が自動で再開します。追加されるのは設定 → Python から足すものと同じ扱い(wheel のみ・このワークスペース限定・安全なサンドボックスでインストール)で、承認できるのはタスクを編集できる人だけです。人がいない実行(サブタスク・定期実行)では申請は記録だけされ、処理はパッケージ無しで続きます。
|
||||
|
||||
## 2026-07-06 — サブタスクが実行中に自分の会話履歴を振り返れるように
|
||||
|
||||
サブタスクが実行中に自分の会話履歴を振り返れるようになりました(`SearchTaskConversation` / `ReadTaskConversation`)。長時間動くサブタスクが序盤の判断を思い出せます。親・他タスクの会話には引き続きアクセスしません。
|
||||
|
||||
## 2026-07-06 — 会話のステップ表示に実行時刻を追加
|
||||
|
||||
会話タブでは、エージェントの各ステップ(movement)がまとまりとして表示され、ヘッダーに実行時間(例 `1m 30s`)が出ます。これに加えて、そのステップが**いつ終わったか(日時)**も並べて表示するようにしました。あとから会話を見返したときに、どのくらい時間がかかったかだけでなく、実際に何時ごろの処理だったのかが分かります(→[実行中のタスクを見る](./03-running.md))。
|
||||
|
||||
## 2026-07-06 — 会話に HTML タグが含まれると表示が崩れる不具合を修正
|
||||
|
||||
エージェントに HTML を書かせたとき、その HTML が最終出力や途中のメッセージにそのまま含まれると、タグが実際の要素として画面に差し込まれ、吹き出しやレイアウトごと崩れることがありました。今後は会話タブに出てきた生の HTML タグを「実行」せず、そのままソースとして見せます。まとまった HTML はコードブロックとして表示され、中身を読んだりコピーしたりできます。ファイルタブで `.md` ファイルを開いたときの表示は従来どおりで、意図して埋め込んだ HTML はこれまで通り描画されます(→[結果を見る](./04-results.md))。
|
||||
|
||||
## 2026-07-06 — PDF を「途中のページから」読めない不具合を修正
|
||||
|
||||
エージェントが PDF を Read で読むとき、`offset` / `limit`(テキスト用の行指定)でページをずらそうとしても効かず、常に先頭ページから返っていました。PDF・Excel・Word ではこれらのパラメータが元々無視される仕様だったのに、その区別がエージェントに伝わっていなかったのが原因です。PDF のページ指定用パラメータ `page_range`(例 `"5-10"`)を Read の入力候補として明示し、`offset` / `limit` は「テキスト専用」と分かるようにしました。あわせて、PDF/Office にうっかり `offset` / `limit` を渡した場合は黙って無視せず、「PDF は `page_range` を使ってください」という案内を出力に添えて自己修正できるようにしています(→[ツール](./16-tools.md))。
|
||||
@@ -24,6 +99,10 @@ Windows の WSL2 上の Docker で `docker compose up --build` を実行した
|
||||
|
||||
`docker compose up --build` でイメージを一からビルドしたとき、ブラウザ操作系の機能(Browser タブ・`BrowseWeb`・InteractiveBrowse など)で使う Chromium の導入に失敗し、ビルドが `playwright: not found` で止まる、あるいは起動してもブラウザ操作ができないことがありました。ビルド手順の内部でブラウザ導入コマンドの呼び出し方に依存関係の競合があったのが原因です。呼び出し方を競合しない方式に変え、クリーンビルドでも確実に Chromium が入るようにしました。自分でビルドして自己ホストしている場合が対象で、設定の変更は不要です。
|
||||
|
||||
## 2026-07-03 — A2A 外部エージェントに委任ごとのリソース制限を追加
|
||||
|
||||
A2A 連携を通じて接続する外部エージェントに、委任ごとのレート・同時実行数・ペイロードサイズ・ストリーム時間・スキル実行予算の制限が適用されるようになりました。サーバーへの過負荷を防ぎ、複数の委任が公平にリソースを利用できます。デフォルト値のまま動作しますが、管理者は `config.yaml` の `a2a.limits` セクションで各制限を調整できます(→[外部エージェント連携](./23-a2a.md))。
|
||||
|
||||
## 2026-07-03 — 縦長ページのスクリーンショットを1画面ぶんずつ自動分割
|
||||
|
||||
エージェントがブラウザ操作でページのスクリーンショットを撮るとき、縦に長いページだと画像が極端に縦長になり、細部が潰れて内容を読み取りづらくなっていました。今後は縦長ページを **1 画面ぶんごとに区切って複数枚**(`report-001.png`, `report-002.png` …)に自動分割して保存します。1 画面に収まるページは従来どおり 1 枚のままです。無限スクロール対策として既定で最大 10 枚まで。分割せずフルページ 1 枚で撮りたい場合は指定で切り替えられます。ブラウザ操作ツール(`BrowseWeb`・手動ログイン後に引き継ぐ `BrowseWithSession`)のどちらでも同じ挙動になり、ツールによってスクリーンショットの撮られ方が変わることはありません。
|
||||
|
||||
@@ -92,6 +92,8 @@ keywords: [タスク作成, piece選択, 添付, 詳細設定, 可視性, ask po
|
||||
|
||||
ワークスペースの中で始めたチャットは、**常にそのワークスペースのメンバー全員に公開**され、メンバー以外には見えません。チャットごとに公開範囲を選ぶ設定はありません(上の「公開範囲」は個人のタスクにだけ適用されます)。誰に見せるかはワークスペースのメンバー構成で決まる、と考えてください。
|
||||
|
||||
これとは別に、ログイン不要でリンクを知っている人だけに読み取り専用で公開する **共有リンク** という機能もあります。ワークスペースのメンバー限定公開とは独立した仕組みで、メンバー以外の相手に結果だけを見せたいときに使います。詳しくは [結果を受け取る](./04-results.md) を参照してください。
|
||||
|
||||
## ワークスペースの名前変更・削除
|
||||
|
||||
ワークスペースのヘッダー(タイトルの並び)に、名前変更と削除のボタンがあります。どちらもオーナーと管理者だけに表示されます。
|
||||
|
||||
@@ -16,6 +16,8 @@ keywords: [チャット, ストリーミング, ツールコール, 割り込み
|
||||
- **ツール呼び出し**: ツールを使うと、行としてインラインに表示されます。各行をクリックすると **args(引数)と result(結果)が展開** され、成功は ✓、失敗は ✕ で色分けされます。所要時間やキャッシュヒットも表示されます
|
||||
- **思考(thinking)ブロック**: エージェントの内部的な考えも、まとまりとして表示されます
|
||||
|
||||
ステップ(movement)が終わると、そのステップはひとつの見出しにまとまります。見出しにはステップ名・かかった実行時間(例 `1m 30s`)・終わった日時が並び、クリックすると中のツール呼び出しや思考を展開できます。
|
||||
|
||||
実行中はヘッダーに `running`(サブタスク待ちのときは `subtasks`)のバッジが点滅します。
|
||||
|
||||
## 進捗タブで振り返る
|
||||
@@ -24,9 +26,11 @@ keywords: [チャット, ストリーミング, ツールコール, 割り込み
|
||||
|
||||
チャットが「会話の見え方」だとすれば、進捗タブは「作業ログの見え方」です。
|
||||
|
||||
### コンテキスト残量ゲージ
|
||||
### 入力欄とコンテキスト残量ゲージ
|
||||
|
||||
概要タブと入力欄の上に、いまの会話が使っているコンテキスト量を示す **残量ゲージ** が出ます。上限に近づくと色が変わり、限界が近いことが分かります。ゲージが詰まってくると、エージェントは古いやり取りを自動で要約して空きを作りながら作業を続けます(→[結果を受け取る](./04-results.md)・[トラブルシューティング](./08-troubleshooting.md))。
|
||||
入力欄(コンポーザー)はカード型で、書いた内容に合わせて高さが自動で伸びます(1〜8 行程度)。長めの指示を書いても窮屈にならず、送る前に見直しやすくなっています。
|
||||
|
||||
ツールバー右下には、いまの会話が使っているコンテキスト量を示す **残量ゲージ** が常時表示されます(概要タブにも同じ情報のカード版があります)。使用率が 70% を超えるとバーの横にパーセント表示が出て、残量が少ないことがひと目で分かります。マウスを乗せると実際のトークン数を確認できます。上限に近づくと色も変わります。ゲージが詰まってくると、エージェントは古いやり取りを自動で要約して空きを作りながら作業を続けます(→[結果を受け取る](./04-results.md)・[トラブルシューティング](./08-troubleshooting.md))。
|
||||
|
||||
## 実行中に指示を追加する(割り込み / interjection)
|
||||
|
||||
|
||||
@@ -8,6 +8,8 @@ keywords: [ファイル, output, プレビュー, PDF, 印刷, ダウンロー
|
||||
|
||||
タスクが完了すると、最終回答に加えて、エージェントが作ったファイルを受け取れます。
|
||||
|
||||
最終回答はチャットに Markdown で整形して表示されます。見出し・箇条書き・コードブロックはそのまま整形され、`output/` 配下へのリンクはクリックでプレビューが開きます。回答の中に生の HTML タグが混じっていても、タグを画面に埋め込んで表示を崩すことはありません。まとまった HTML はコードブロックとしてソースのまま表示され、中身を読んだりコピーしたりできます(HTML そのものを見た目つきで確認したいときは、ファイルとして保存させて `.md` や `.html` のプレビューで開いてください)。
|
||||
|
||||
## ファイルタブ
|
||||
|
||||
詳細パネルの **ファイルタブ** で、ワークスペース内のファイルを閲覧できます。上部のセクション切り替えで 3 つの領域を行き来します。
|
||||
|
||||
@@ -25,7 +25,7 @@ delegate は標準で有効なので、特別な設定は不要です。実行
|
||||
|
||||
## SpawnSubTask(並列の別ジョブ・要有効化)
|
||||
|
||||
`SpawnSubTask` はデフォルト無効のツールです。使うには、ワークスペースの **設定 → ツール** タブで明示的にオンにします(Bash などと同じ「センシティブ/任意有効化」の扱い)。有効にしていないワークスペースでは、エージェントに SpawnSubTask が提示されず、分解は delegate(直列)で行われます。
|
||||
`SpawnSubTask` はデフォルト無効のツールです。使うには、ワークスペースの **設定 → ツール** タブで明示的にオンにします(Bash などと同じ「センシティブ/任意有効化」の扱い)。有効にしていないワークスペースでは、エージェントに SpawnSubTask が提示されず、分解は委譲実行で行われます。
|
||||
|
||||
有効にしたうえでエージェントが `SpawnSubTask` を呼ぶと、サブタスクがキューに追加されます。複数回呼べば複数のサブタスクが並列にスケジュールされます。各サブタスクには独立した専用ワークスペースが割り当てられ、別ジョブとして実行されます。
|
||||
|
||||
@@ -66,6 +66,10 @@ SpawnSubTask で起動したサブタスクの**中で** delegate が動いた
|
||||
|
||||
各子は独立ワークスペースを持つため、成果物(`output/`)も子ごとに分かれて配信されます。
|
||||
|
||||
## サブタスク内での会話振り返り
|
||||
|
||||
サブタスクは実行中、自分自身の会話履歴(transcript)を `SearchTaskConversation` / `ReadTaskConversation` で振り返れます。長く回るサブタスクが序盤の指示や制約を思い出すのに使えます。ただし振り返れるのは自分の履歴だけで、親タスクや他タスクの会話(`SearchWorkspaceTasks`)には引き続きアクセスできません。
|
||||
|
||||
## 待機中の入力(割り込み)
|
||||
|
||||
親が waiting_subtasks の間でも、Chat 画面から親へメッセージを送れます(割り込み = interjection)。送ったメッセージは、エージェントが次のイテレーションで取り込みます。
|
||||
@@ -90,7 +94,7 @@ subtasks:
|
||||
|
||||
## TIP
|
||||
|
||||
> ふだんの分解は delegate(直列)で十分です。SpawnSubTask の並列化は、独立したテーマが複数あって壁時計時間を縮めたいときだけ、ツール設定で有効にして使います。
|
||||
> ふだんの分解は委譲実行で十分です。SpawnSubTask の並列化は、独立したテーマが複数あって壁時計時間を縮めたいときだけ、ツール設定で有効にして使います。
|
||||
|
||||
> 前の結果に依存する逐次処理は、1 つのタスク内の movement 遷移で扱う方が確実です(→「[ピースの仕組み](05-pieces.md)」)。
|
||||
|
||||
|
||||
@@ -26,6 +26,8 @@ keywords: [Skills, スキル, インストール, Git URL, ReadSkill, per-task,
|
||||
|
||||
利用可能なスキルは、movement 開始時に system prompt の **Skills Index** として一覧注入されます。エージェントは概要を見て「これは使える」と判断したら `ReadSkill({ name })` で全文を読み込みます。`ListSkills` で一覧、`InstallSkill` でタスク中に新規インストールもできます。
|
||||
|
||||
スクリプト付きスキルは `ReadSkill` 時に workspace の `skills/{名前}/` へコピーされます。スキルが後から(別のタスクなどで)更新された場合も、次の `ReadSkill` でコピーが自動的に最新版へ置き換わるので、読み直すだけで更新が反映されます。
|
||||
|
||||
## スキルの追加(ワークスペース → 設定 → スキル)
|
||||
|
||||
ワークスペースを開いて **設定 → スキル** で管理します(旧「ユーザーフォルダ → skills」タブは廃止され、ワークスペース設定に集約されました)。2 カラムの list + detail 構成です。
|
||||
@@ -38,13 +40,15 @@ keywords: [Skills, スキル, インストール, Git URL, ReadSkill, per-task,
|
||||
4. **Scope**: Personal(個人)/ System(全ユーザー共有、admin のみ)
|
||||
5. **Create**
|
||||
|
||||
Name は Content の frontmatter `name:` と一致している必要があります(一覧上の表示名と保存先の名前がズレて管理できなくなるのを防ぐため、不一致は作成時に拒否されます)。エージェントの InstallSkill も同じ規則です。
|
||||
|
||||
### URL からインストール
|
||||
|
||||
左パネル上部の「Install from URL...」に Git URL を入力 → **Install**。個人スコープ(user)でインストールされます。
|
||||
|
||||
### 編集・削除
|
||||
|
||||
一覧から選ぶと右に詳細(説明・トリガー・本文・セキュリティ検査結果)が出ます。**Edit** / **Delete** で更新できます。system スコープのスキルは admin のみ編集可能です。
|
||||
一覧から選ぶと右に詳細(説明・トリガー・本文・セキュリティ検査結果)が出ます。**Edit** / **Delete** で更新できます。system スコープのスキルは admin のみ編集可能です。削除や保存に失敗した場合、エラーはボタンのすぐ近くに表示されます。
|
||||
|
||||
## 共有ワークスペースでの可視性
|
||||
|
||||
|
||||
@@ -49,6 +49,10 @@ Read と Grep は、UTF-8 以外で保存されたテキストも読めます。
|
||||
|
||||
画像・ZIP・実行ファイルなどの本物のバイナリは、これまでどおり Read が拒否します。Grep も対象フォルダに画像などのバイナリが混じっていた場合は自動でスキップするので、検索結果にバイナリの断片が紛れ込みません。画像を内容まで読みたいときは `ReadImage` を使ってください。
|
||||
|
||||
### 大きすぎる出力の自動切り詰め
|
||||
|
||||
Read と Bash に加えて、**Grep の検索結果も残コンテキスト予算に収まるよう自動で切り詰められる**ようになりました。緩いパターンでマッチが数万行に及ぶような場合、先頭部分だけが返り、冒頭に「自動切り詰め」の注記(元の件数と、pattern を具体的にする・`glob` や `path` で範囲を絞るといった対処の案内)が付きます。結果が途中で終わっているのは不具合ではなく、この保護が働いた状態です。
|
||||
|
||||
### PDF・Excel を途中から読むときの範囲指定
|
||||
|
||||
Read の `offset`/`limit`(行指定)と `byte_offset`/`byte_length` は**テキストファイル専用**です。PDF・Excel・Word ではこれらは無視されます。PDF を特定のページだけ読むときは `page_range`(例 `"5-10"`)、Excel は `sheet` と `range`(例 `"A1:D50"`)を使います。誤って PDF に `offset` を渡した場合は、無視して先頭に戻る代わりに、正しいパラメータへの案内が出力に付きます。
|
||||
|
||||
@@ -137,6 +137,16 @@ token・API key・SSH 秘密鍵などの機密値は、そのワークスペー
|
||||
- ダウンロードはサーバー側で安全に隔離して実行されます。エージェント自身は引き続きネットワークから遮断されたまま、追加されたライブラリだけを読み込めます。
|
||||
- この機能は既定でオフです。管理者が `config.yaml` の `python_packages.enabled` を有効にすると、タブに入力フォームが現れます。無効のとき、またはサーバー側の準備(サンドボックスや `pip`)が整っていないときは、その旨が画面に表示されます(黙って失敗しません)。インストールは安全なサンドボックスが使える環境でのみ実行できます。
|
||||
|
||||
### エージェントからのパッケージ申請
|
||||
|
||||
作業の途中でエージェント自身が「このライブラリが要る」と気づいたときは、チャットに **承認カード** が出ます。パッケージ名と理由が示されるので、内容を見て「許可」か「拒否」を選んでください。
|
||||
|
||||
- 「許可」を押すと、そのパッケージがこのワークスペースに追加され、止まっていた処理が自動で再開します。以後 `import` できます。
|
||||
- 「拒否」を押すと、エージェントはそのパッケージ無しで先に進みます。
|
||||
- 承認できるのは、そのタスクを編集できる人(オーナー / 管理者 / スペースの編集者)だけです。エージェントが勝手に入れることはありません。
|
||||
- 追加されるのは、上のフォームで足したものと同じ扱い(wheel のみ・このワークスペース限定)です。設定 → Python の一覧にも並び、あとから削除できます。
|
||||
- サブタスクや定期実行など、その場に人がいない実行では、申請は記録だけされて処理はパッケージ無しで続きます(あとから一覧で確認できます)。
|
||||
|
||||
## 関連
|
||||
|
||||
- 各設定(AGENTS.md / メモリ / Pieces / スキル / MCP / SSH / ブラウザ / ツール / メンバー / 招待リンク)の詳しい場所と操作 → [個人の資産(ワークスペース設定)](./09-userfolder.md)
|
||||
|
||||
@@ -116,8 +116,11 @@ a2a:
|
||||
|
||||
> `tasks/resubscribe` は現在、**その時点の最新状態を返すだけ**です。切断後に進捗ストリームを途中から再開することはできません(進捗を追う場合は `tasks/get` でポーリングしてください)。
|
||||
|
||||
## 委任ごとのリソース制限
|
||||
|
||||
A2A 経由で接続した外部エージェントには、委任ごとにリクエストレート・同時実行数・ペイロードサイズ・ストリーム時間・スキル実行予算の制限が適用されます。サーバーへの過負荷を防ぎ、複数の委任が公平にリソースを使えるようにするための仕組みです。デフォルト値でも問題なく動作しますが、環境に合わせて調整したい場合は管理者が `config.yaml` の `a2a.limits` セクションを編集してください。
|
||||
|
||||
## 注意事項
|
||||
|
||||
- 外部エージェントに付与するスコープは必要最小限にしてください。
|
||||
- クライアントシークレットは安全に管理し、外部に漏らさないでください。
|
||||
- push 通知(webhook)やリソース上限(同時実行数・ペイロードサイズ)は後続のアップデートで対応予定です。
|
||||
|
||||
Reference in New Issue
Block a user